建築家アルヴァル・アールトが発案しリットイネンの家具工場で大工オット・コルホネンが製作したアールト・スツールの第一号は1933年に完成した。積み重ねることのできる脚の部分の構造は公式な場にも家庭での使用にもふさわしい。合板と無垢材をあわせた脚の構造は特許を取得した。著しい需要の高まりに伴い、1935年にはアルテク株式会社が設立された。社長にはアルヴァル・アールトの妻アイノ・マルシオ＝アールトが就任した。