フィンランド人の大部分は福音ルーテル教会に属している。牧師職はフィンランド福音ルーテル教会において1986年に女性にも開かれたものとなり、1988年に最初の約100人の女性牧師が任職された。1995年から、女性は自由意志で徴兵に赴くこともできるようになり、防衛大学への入学や士官職に就くことも許されるようになった。女性牧師の祭服はヴオッコ・ヌルメスニエミがデザインしたものである。1990年の国教会会議ではさらに国教会の監督職が女性にも開かれたが、はじめての女性監督が任職されたのは2010年になってからのことである。